退蔵院方丈襖絵プロジェクト Taizo-in Hojo Fusuma-e Painting Project

雑誌「文藝春秋 2020年6月号」(2020年5月9発行)掲載

【掲載のお知らせ】

 

投稿:絵師 村林由貴

5月9日発売の『文藝春秋 2020年6月号』における「令和の開拓者たち」の連載にて、ノンフィクションライターの近藤雄生さんが絵師・村林由貴について寄稿くださいました。

*

近藤さんは、2011年に「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」が始まってまだ間もない頃からずっと、取材を続けてくださっています。

今回の記事では、本プロジェクトの意義をはじめ、私が絵師に選ばれてから9年間、禅や絵とどう向き合い表現しようと挑んできたのかが綴られています。

 

襖絵制作の過程では、何度も悩み、お寺から離れた時期もありました。

けれど壁にぶつかるといつも、真正面から、時には厳しくも激励してくださる師の方々、見守ってくださる退蔵院の皆さま、多くの方に支えられ “もう一歩先へ” 進みたいと思えました。

そうした人との繋がりやお寺での経験を通じて変化する姿が、近藤さんの文章から鮮明に蘇り、伝わってきます。

 

この4月で本プロジェクトが始まって10年目を迎え、本番の襖絵に向かう今。

私自身にとっても励みとなり、筆を握っています。

 

もし機会がありましたら、読んでいただけたら嬉しいです。

冒頭の写真は、2012年から取材してくださっている、写真家の吉田亮人さんが撮影。

引き続き、プロジェクト共々よろしくお願いいたします。

 

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