退蔵院方丈襖絵プロジェクト Taizo-in Hojo Fusuma-e Painting Project

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【鳳凰圖】が奉納されました

投稿者:絵師 村林由貴

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令和3年1月27日

退蔵院の庫裏玄関に村林由貴筆の「鳳凰圖」(ほうおうず)が奉納されました。

通常非公開の庫裡玄関のため、一般の方へのお披露目はまだ行っておりません。)


 

玄関とは元々、『玄々たる関門』という意味を持つ。

この場所は、昔は庫裡でしたが、

今は玄関としての役割を果たしている処。

「そのような象徴的な場所に、ひとつのシンボルとなるような絵を入れて、禅寺の『関門』としての雰囲気が宿るなか、皆さまをお迎えしたい。」

松山大耕副住職のそうした思いから、

現在制作中の方丈襖絵との繋がりも加味して、私にご依頼いただきました。

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「鳳凰」は、

退蔵院の開基である波多野越前守の家紋としてゆかりがあり

永平寺の檀越でもある波多野氏の功績をたたえるとともに、

退蔵院の繁栄を願ったものとして。

また、鳳凰は天下泰平の世に降り立つ存在であることから

そのような世であることを祈念して。

本画題を受け取りました。

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退蔵院のこれまでの歴史、現在、そして未来においても

人々を見守り、天下泰平の世を願う存在としての「鳳凰」を想い描いています。

ともに生きる、強い意志も込めて。

-

方丈の襖絵がすべて完成した暁には、

この鳳凰圖のある玄関から、襖絵と合わせてご覧いただける日が来ることを楽しみにしています。

引き続き、退蔵院方丈襖絵プロジェクト共々、よろしくお願いいたします。

 

◾️「鳳凰圖」村林由貴筆 / 約170×180cm / 雲肌麻紙に水墨

 

 

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雑誌「文藝春秋 2020年6月号」(2020年5月9発行)掲載

【掲載のお知らせ】

 

投稿:絵師 村林由貴

5月9日発売の『文藝春秋 2020年6月号』における「令和の開拓者たち」の連載にて、ノンフィクションライターの近藤雄生さんが絵師・村林由貴について寄稿くださいました。

*

近藤さんは、2011年に「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」が始まってまだ間もない頃からずっと、取材を続けてくださっています。

今回の記事では、本プロジェクトの意義をはじめ、私が絵師に選ばれてから9年間、禅や絵とどう向き合い表現しようと挑んできたのかが綴られています。

 

襖絵制作の過程では、何度も悩み、お寺から離れた時期もありました。

けれど壁にぶつかるといつも、真正面から、時には厳しくも激励してくださる師の方々、見守ってくださる退蔵院の皆さま、多くの方に支えられ “もう一歩先へ” 進みたいと思えました。

そうした人との繋がりやお寺での経験を通じて変化する姿が、近藤さんの文章から鮮明に蘇り、伝わってきます。

 

この4月で本プロジェクトが始まって10年目を迎え、本番の襖絵に向かう今。

私自身にとっても励みとなり、筆を握っています。

 

もし機会がありましたら、読んでいただけたら嬉しいです。

冒頭の写真は、2012年から取材してくださっている、写真家の吉田亮人さんが撮影。

引き続き、プロジェクト共々よろしくお願いいたします。

 

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【ご報告】

 

この度、退蔵院方丈襖絵プロジェクトが 平成30年度 文化庁長官表彰のひとつに選ばれ、

3月18日に表彰いただきました。

「襖絵を制作する過程を通じて、若手芸術家の育成と伝統技術の継承を合わせて行う取り組みは、

現代社会における文化支援の在り方を提示している」と高く評価いただいたことによります。

 

私は絵師として携わり、

退蔵院の皆さまをはじめ職人さんや関係者の方々の想いを感じてきて、

団体での本表彰をとても嬉しく思います。

 

発案者の松山大耕副住職がどれだけ強い想いをもって立ち上がったのか。

お寺さんの寛大さや、プロジェクトの持つ意義。

職人さんたちの姿。集まった皆さんの願い。大切なつながり-。

あらためて感じます。

 

4月には、プロジェクトが始まって9度目の春を迎えます。

 

長きに渡るプロジェクトとなる中、

私を信じ絵師を任せてくださる退蔵院の皆さま、

ご支援ご協力いただいています職人さんや関係者の皆さま、

見守ってくださる皆さまにこの場を借りて心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

本表彰をいっそうの励みに進めて参ります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

絵師:村林由貴

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【展示のお知らせ】

本日11/27(火)から12/9(日)の間、ヴァレンティノ銀座店にて開催されている

期間限定TKYコンセプトストアにて、作品を2点展示いただいております。

ヴァレンティノのファッションの世界とご一緒に

能面師さん、漆芸家さん、蒔絵作家さん、写真家さんなど様々な分野における作家さんが

参加されており、とても刺激的な空間となっております。

このようなご縁をいただき本当に嬉しいです。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

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展示期間:11/27(火)~12/9(日) 10:30~20:30( TKYコンセプトストア開催期間 )

開催場所:ヴァレンティノ銀座 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10−1 GINZA SIX

▽ヴァレンティノ銀座 TKYコンセプトストアについて

https://www.valentino.com/ja-jp/tky/ginza-store

▽展示中の作家紹介

https://www.valentino.com/ja-jp/tky/artisans

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本展は無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

4Fにて展示中 「龍と鳳凰」 2011年に制作

 

ヴァレンティノの皆さまのご尽力で、壁面に鏡を設置し「龍と鳳凰」の裏面に描いた

「梅と鷲と混沌と」2011年制作 もご覧いただけるようになっております。

 

3Fにて 「日常の至福」 2011年制作

 

↑こちらは作品を運び出す前に撮ったもの。会場にて近くから撮り損ねたので > <

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ブログを更新いたしました

【鷹と鷲の練習画】の記事をアップしました

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